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【読書会レポート】第7回_小説限定の読書会(たかひでの本棚主催)

たかひでの本棚では、小説限定の読書会をおこなっています。第7回の今回は2024年7月6日(土)に、神保町にて開催いたしました。今回の参加者は7名(聞く専の方が1名)でした。

ご紹介いただいた小説と、読書会の雰囲気をレポートとしてお届けします。

読書会の雰囲気

今回は1つのテーブルに参加者全員が座って、順番におすすめの作品を紹介していただきました。小説限定にしているものの、紹介される作品のジャンルはさまざま。

読みたくなる小説ばかりで、これからどうしようと困ってしまいました…。

紹介いただいた小説の一覧

今回紹介された作品はすべてで6冊。写真に続いて、それぞれご紹介いただいた内容を記載いたしました。

梨木香歩『西の魔女が死んだ』

主人公は中学一年生のまい。入学して間もなく、学校に行けなくなってしまう。まいはママのママである、おばあちゃんとともに夏のひと月を過ごすことになる。

「西の魔女」と呼ばれている、おばあちゃんとの生活・魔女修行を通じて、ひと夏を過ごすのでした。最後の3ページで泣ける作品だそうです。

私は学生の頃に読んだ記憶はあるものの、内容が思い出せていないです。前に読んだ作品を読み返すのは楽しいとのことで、改めて読んでみたくなりました!

小川洋子『偶然の祝福』

7つの短編が収録されている作品。「キリコさんの失敗」という短編が特に有名だそうで、よく受験問題に使われているそう。初耳でした…。

『博士の愛した数式』とは違ったテイストで、不思議な世界観を描いている作品とのこと。

小川洋子さんの作品は、何かが失われているのがテーマになっていることが多いようで(前述の『博士の愛した数式』であれば「記憶」)、「なるほど」となる一幕もありました。

青柳碧人 『浜村渚の計算ノート』

数学のせいで少年犯罪が起こっているとされた世界が舞台で、この世界では数学の地位が下がってしまった。

そのため、数学者たちは、数学の地位を向上させることを要求するために、テロ行為をするという、連作短編集とのこと。

四色問題やフィボナッチ数列などの、数学問題を見立てるような事件が起こるミステリのようです。

数学に精通してなくても、わかるかつ面白いようで、前々から気になってたのでより興味を持ちました。

マイクル・コニイ『ハローサマー、グッドバイ』

二つの国が戦争をしている星を舞台にした作品。片方の国の役人の息子は、海の近くにいた女の子と出会い恋をする、そんな物語のようです。

ボーイミーツガールだけにはとどまらず、戦争を描いたり、SFを描いたりといういくつかの要素もあるようです。

日本では、サンリオSF文庫から出た作品とのこと。サンリオが出版をやっていたことも驚きでした。

万城目学『八月の御所グラウンド』

短編と中編の2つが収録された一冊。私は、今回紹介いただくまでは、表題作だけの長編と思ってました。

表題作は、ある野球の大会についてを描いた物語とのことで、海外の某有名小説・映画をオマージュしている様子も描かれているそうです。

また、万城目学さんと森見登美彦さんが共通点が多いという話も面白かったです!

米澤穂信『春期限定いちごタルト事件』

開催当日(7月6日)から小市民シリーズがアニメ化されるとのことで、わたしはこちらを紹介しました。

平穏な日々を送る・小市民を目指している2人の高校生ですが、なぜかトラブルに巻き込まれてしまう。日常の謎を扱ったミステリとなっています。

次回の読書会情報

次回は8月10日(土)に開催予定です。テーマは「私の推し作家」です。

小説やエッセイと一緒に、自分の好きな小説家をお話いただく会です。

お申し込みはこちらから!

【予定・過去レポート】小説限定の読書会_たかひでの本棚