記事内ではアフィリエイトURLを使用しています

【行ってみた】上野のブックバーBar Bookshelff(バーブックシェルフ)は本好きなら行くべき理由だらけで最高

「誰かと一緒に本の話をしたい!」

「本好きから本の感想を聞きたい!」

「今日読んだ本の面白さを誰かに伝えたい!」

読書好きなら急にこんな風に思い立つことが一度はあるのではないでしょうか。私の場合、こうした気持ちになることが多いです。笑

そんな時、ふらっと行ける本の語り場があると嬉しいですよね。実はあるんです。その名もBar Bookshelff(バー ブックシェルフ)。しかも、上野駅から徒歩4分という好立地!

今回はBar Bookshelffに行ってみた感想を紹介します。名前からして本好きが集まりそうな場所と思っていましたが、バーやお酒が好きという人にもおすすめのお店でした。

Bar Bookshelffについて

まずは基本的な情報を紹介します。

店舗名:Bar Bookshelff(バー ブックシェルフ)

住所:東京都台東区東上野4-3-11 オリエント上野ビル3階

電話番号:03-5246-4205
営業時間:18:00 〜 25:00(平日)、15:00 ~ 25:00(土日)

定休日:不定休

Bar Bookshelffは上野にあるブックバーです。「本の話をするバー」をコンセプトに2019年5月にオープンしました。

JR上野駅浅草口(東京メトロ銀座線・日比谷線の場合はA1出口)東京メトロ銀座線の稲荷町駅の3番出口からそれぞれ徒歩4分の場所に位置しています。

アクセスの良い上野駅にもかかわらず駅から近い距離にあります。

上野と聞いて思い浮かべる繁華街とは、逆方向にある比較的静かな場所に位置しています。

なお、店休日は決まっていないのでTwitterアカウントをチェックしてから行ってくださいね。

ちなみにグループでの来店は3名様までなので注意です。電話で予約ができるので、旅行でいらっしゃる際は事前に連絡をしてみましょう。当日予約も可能です。

お店はいわゆる隠れ家バーのような場所にあるので、迷ってしまう人もいるかもしれません。まずはお店への行き方を説明します。

お店へのアクセス

駅を出たらまずは台東区役所を目指しましょう。駅からの説明をすっ飛ばしてすみませんが、話はそこからです。笑

JRでも東京メトロでも、先ほど紹介した出口に行けば、台東区役所は目に入るはずなので、まずはそこを目指して歩いてください。

区役所の前まで着いたら、区役所の向かいにある路地の方へ体を向けましょう。すると下の画像のようなアパートとビルが並んでいる路地になっているはずです。

手前のビルの3階にあるのがBar Bookshelffです。ビルの入口でブックカバーのようなお店案内が置いてあります。

階段が急なので注意しながら登ってください。おそらく思っている数倍は急です。

階段を上りきるとオシャレな看板。

そしてレトロなドアが迎えてくれます。

ドアを開けるとドアベルの「カランコロン」という音が店内に響きます。昔ながらの良い雰囲気を感じながらいざ入店!

店内の様子

入店するとマスターがお出迎えしてくれます。とても物腰が柔らかい優しい方なので、初めてで緊張していてもほぐれることでしょう。

店内はカウンターで8席。薄暗くてバーの良い雰囲気があります。しかし、さすがは「本の話をするバー」です。通常のバーとは異なり、本好きの心をくすぐる作りが随所にあります。

まず入店してすぐ目につくのが、カウンター席の目の前にある本棚。カウンター3席分の目の前に大きく陣取っています。もちろんマスターがしっかりとオーダーを聞いてくれますのでご安心を。

そして、お店の中央にはひときわ目を引く大きな本棚があります。

マスターやお客さんとの会話を楽しみながらもつい目がいってしまう。それほどに壮大で見たことのない本棚です。

店内にはいたる所に本の要素が散りばめられています。

撮影をしていたらブック型のライトも置いてくれました。普段は21時頃になると設置してくれるようです。

入口横にあるコーナーもオシャレです。

ちなみにお手洗いも本好きには嬉しい世界観がありますよ。(行ってからのお楽しみです)

またこれで留まりません。店内の奥にも本棚があります。ここはマスターが好きな伊坂幸太郎の文庫が全作並んでいます。

そしてお店の上部にも本棚。

まさに本に囲まれながらお酒を飲めるという最高の環境です。

特に小説好きにはたまらない場所でしょう。本という共通の話題があるので、初対面の人同士のはずなのに会話が弾んでしまいます。

また、マスターがその会話内容に合った本をサラッと差し出してくれます。会話がさらに盛り上がるので飲んでいてとても楽しくなってしまいます。

もちろん小説が好きという方だけではないので、本の話しかしちゃダメなんてことはありません笑。

メニュー

お酒のメニューは特にありません。飲みたいお酒の味や気分を伝えたら希望に沿って作ってくれます。

ラインナップとしてはウイスキーが多めです。本好きの方以外だと、ウイスキーをよく嗜んでいらっしゃるお客様が多いんだとか。

また、ウイスキーは30mlのところが多いそうなのですが、Bar Bookshelffでは40mlも注いでくれます。結構すごいことみたいです。(知識不足)

ちなみに私は全くお酒に詳しくはないので、「レモン系で何かください」とか「ジンで何かください」みたいな抽象度のかなり高い注文をしていますが、しっかり美味しいドリンクを用意してくれます。

さらに、ドリンクと一緒に旬のフルーツを提供してくれます。今回はイチゴでした。

また、本好きのためのバーということもあって、本をコンセプトにしたお酒もあります。私が好きなのはライターズ ティアーズ。直訳すると「作家の涙」を意味するウイスキー。文豪にお酒好きが多いということからその名が付けられたのだとか。

 

また、お店にはスカラバスというスコッチウイスキーも置いてあります。一見すると本とは関係がないように見えますが、よく目を凝らすとラベルに本が描かれている。パッと見では全然わかりませんでした笑。

 

ウイスキー以外ではBEAR’S BOOKという熊が本を持ったラベルのジンがあります。熊本のお酒だそうで、だから「熊の本」なんだそうです。よく考えつくなと感心しました。

どうしても本寄りの話になってしまいましたが、ウイスキーの種類はかなり豊富です。ウイスキーをお目当てに通う常連さんも多いそうです。

私自身はあまりウイスキーに通じていないのですが、好みを聞いて飲みやすいものを提供してくれました。ウイスキーに詳しくなりたいという方にも通いやすいお店だと思います。

この日もウイスキーの話をたくさん教えてもらいました。中でも1番驚いたのは12年もの、18年ものの違いについて。私自身は12年ものが6年経ったら18年ものになるとばかり思っていましたが、実はそうではないみたいです。そもそもの製造開始時点から中身が別物だそうです。

本以外の話ができるので、全然気負わずに楽しめるはずですよ。

私はこの日、3杯のドリンクをいただきました。本日は約2時間の滞在でチャージ料込で4,600円。美味しいお酒と楽しい会話とともにこのお値段は個人的にはかなり良心的だと思います。

1杯目はBEAR’S BOOKで作ってもらったジントニック。

2杯目はライターズ ティアーズをハイボールでいただきました。

3杯目は「レモン系で何かください」と頼みました笑。レモネード風のお酒です。

まとめ

初めてのお客さんにはブックカバーと栞をプレゼントしてくれます。どちらもスタイリッシュでオシャレです!(どんなものかは是非行ってからのお楽しみで!)

Bar Bookshelffは、最初に挙げたような「本の話をしたい!」と思っている人にオススメなのはもちろんですが、「バーに行ってみたいけど何となく怖い」や「ひとり飲みはハードルが高い」と感じている人にもピッタリの場所です。

また、ノンアルコールも対応してくれるので「お酒は飲めないけど本の話がしたい!」という方でも楽しめると思います。

誰かと読書の話をゆっくりとできることってあまりないですよね。急に人と話したくなった時。本の楽しさを共有したくなった時にはぜひ行ってみてください。きっと楽しんでもらえることでしょう!

たくさんの本に囲まれながら飲むお酒は、読書好きにとっては格別なはずですよ!