「お酒を片手に本の話をしたい!」
本が好きでお酒が好きなら一度は考えたことがあるでしょう。そんな時におすすめなのでブックバーです。
その名の通り、本に囲まれながら、お酒を楽しめる素敵な空間。友人やパートナー同士で行くもよし。一人でしっぽり飲んだり、その場の人たちと会話を楽しむもよし。その時の気分に応じても楽しめるでしょう。
今回は、本好きに行ってほしい都内にあるブックバーを紹介します!
なお、営業時間などは本記事執筆・更新時点の情報となります。詳細は各お店のホームページやSNSを調べてから行ってみてください。
Contents
本好きに行ってほしいブックバーを紹介!
まずはこれまで行ったことのあるおすすめのブックバーをご紹介します。
1.Bar Bookshelff(上野)
最初に紹介するのは上野にあるブックバー、Bar Bookshelff(バーブックシェルフ)です。
店舗名:Bar Bookshelff(バー ブックシェルフ)
最寄駅:上野駅(徒歩4分)
営業時間:18:00 〜 25:00(平日)、15:00 ~ 25:00(土日)
定休日:不定休
料金目安:3,000円〜5,000円
「本の話をするバー」をコンセプトに2019年5月にオープンしました。上野駅から徒歩4分というアクセスの良い場所に位置しています。
2023年 4月22日(土)
15:00~25:00(最終入店24:30)の
営業とさせていただきます。・同一グループ3名様以内
・滞在時間120分
と、させていただきます。
ごよ下さい。席数が限られております。
ご来店の前に一本お電話下さい。
TEL03-5246-4205 pic.twitter.com/HVYlF7AvoE— Bar Bookshelff(バー ブックシェルフ) (@BarBookshelff) April 22, 2023
ウイスキーを中心にお酒の種類が多く、好みに合わせた飲み物を提供してくれます。
店内には大きな本棚とそこに敷き詰められたたくさんの本があります。初めてでも楽しめる雰囲気になっているので、バーに馴染みがない方にもオススメです!
料金はチャージ料込みでだいたい3,000円〜5,000円程度が目安でしょう。こだわりのあるお酒を飲めるにしては、かなり良心的な価格だと思います。
詳細はTwitterやホームページをご確認ください。お休みは不定休なのでご注意ください。
なお、お店の詳細な体験レポートもまとめています。一人でもお客さん同士で会話が弾みますし、複数人(3名まで)でも楽しめるお店です。
【行ってみた】上野のブックバーBar Bookshelff(バーブックシェルフ)は本好きなら行くべき理由だらけで最高2.ing.(神保町)
※画像はBOOK HOTEL 神保町様のnoteより引用
本の街・神保町にもバーはあります。ブックホテル神保町に併設されているお店・ing.です。
店舗名:ing.
最寄駅:神保町駅(徒歩2分)
営業時間:20:00 〜 24:00
定休日:日曜日、月曜日
料金目安:2,000円〜4,000円
以前宿泊した際のレポートをまとめたことのある、ブックホテルの中にあるお店です。宿泊者じゃなくてもバーは利用できるようでした!
【宿泊体験レポート】神保町のブックホテルが小説好きには最高だったワインやクラフトビールを中心に品揃えがあり、気分に合わせて提供してくれます。お通しで出してくれたポテトチップスがとても美味しかったです。
また、お通しの一冊をお酒と一緒に提供してくれます。今回は中村文則『去年の冬、きみと別れ』でした。好きな本だったので店主との会話が盛り上がりました。
普段バーに行き慣れていない、一人で飲みに行きたいけど少し不安。このように思っている人にこそおすすめのお店だなと思いました。
【行ってみた】ing.神保町のブックホテルに併設しているワインが豊富なブックバー3.ブックバーひらづみ(四谷)
四谷の荒木町にも、ブックバーがあります。その名もブックバーひらづみです。道を入った脇にあるので、ちょっとした隠れ家のようなお店かもしれません。
店舗名:ブックバーひらづみ
最寄駅:四谷三丁目駅(徒歩1分)
営業時間:19:00 〜 24:00(終電まで)
定休日:日曜日
料金目安:2,000~3,000円
地下を降りていくと、カウンターが5席と、テーブル2席の店内に、本がたくさん置かれた空間が待ち構えています。1ヶ月以内の返却なら本の貸し出しをしてくれます。
また、オーナーや副店長が出している本も置いてあるそうです。曜日によって違う方が店番をしているお店で、日によって楽しみ方が変わりそうだと思いました。
料金はチャージ1000円でドリンクが700円からとなっています。学生だとチャージ料は500円になるようです。情報はホームページとTwitterをご確認ください。お客さん同士やお店の方と話せるので、一人飲みでもおすすめです。
4.森の図書室(渋谷)
※画像は森の図書室様のホームページより引用
渋谷にある森の図書室は、本好きには有名なお店でしょう。2014年にオープンし、2021年に移転をしています。現在は、渋谷駅直結のビルの中にあります。
店舗名:森の図書室
最寄駅:渋谷駅(徒歩1分)
営業時間:9:00 〜 22:45
定休日:不定休
料金目安:2,000~4,000円
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お店の中には、小説を中心にたくさんの本が並んでいます。本の数があまりにも多いので、きっと圧倒されると思います。本は自由にとって読んでOKです。黙々と読むもよし、一緒に行った人と話すのもよしです。
また、メニューには本に出てくる食べ物や飲み物があります。本好きにはたまらないですよね…。
料金は時間制の飲み放題と料理で決まります。アルコール飲み放題だと、1時間までが1,650円、3時間までが3,300円、1日プランだと4,400円です。お料理やソファ席はプラスで料金がかかります。
詳細はホームページやInstagramをチェックしてください。一人でも楽しめますが、複数人で本の会話をするのも楽しいと思います。
5.文藝サロン epokhe(新宿)
新宿から少し外れた場所に位置するお店で、文藝サロン epokhe。内装がオシャレで心地よい音楽が流れています。
店舗名:文藝サロン epokhe
最寄駅:新宿三丁目駅(徒歩5分)
営業時間:19:00 〜 25:00(火曜日〜金曜日)、19:00 〜 24:00(日曜日)
定休日:月曜日、土曜日
料金目安:2,000~3,000円
カウンターは4席で、テーブルやソファ席が数席の店内。カウンターの上には本が置いてありますが、さすがは文藝サロンです。著名な作家の全集から最近の話題作までずらりと並んでいます。
ドリンクが700円程度で別途チャージ料が発生します。2,3杯で約2,000円~3,000円程度です。本に詳しいお客さんも多いそうですし、お店の方とのお話も面白いです。読書会も月1回の頻度で開催しているそう。
【エポケー読書会のお知らせ】
4月30日(日)15時~17時エポケーにて読書会を開催します。課題本は川端康成の『片腕』です。
参加費はワンドリンク付きの2000円か19時まで飲み放題付きの4000円をお選びください。ダイレクトメッセージにて参加のご希望を受け付けします。定員10名です。
— 文藝サロンepokhe (@epokhe_tokyo) April 9, 2023
本好き同士で交流をしたい方にはオススメのお店です。TwitterやInstagramから情報はチェックしてください。カウンターもテーブルもあるので、一人でも複数人でも楽しめますよ。
6.Fudkue(フヅクエ)(初台、西荻窪、下北沢)
これまでの2店舗とは違って、おしゃべり禁止のお店を紹介します。都内に3店舗を構えているFudkue(フヅクエ)です。
店舗名:Fudkue(フヅクエ)
最寄駅:初台店(初台駅から徒歩20秒)、西荻窪店(西荻窪駅から徒歩10分)、下北沢店(下北沢駅から徒歩5分)
定休日:なし(基本無休)
料金目安:2,000円前後
【営業時間】
■ 初台店
12時〜23時30分
■ 西荻窪店
月-木 12-18時/金土日 12-22時 ※祝・祝前日は12-22時
■ 下北沢店
12-22時
このお店ではおしゃべりは禁止。むしろ、本を読む行為以外は、基本的にすべてNGです。
読書に集中せざるを得ない空間で、本の世界に没頭したい時におすすめのお店です。内装もキレイで、店内が落ち着いた雰囲気なのも魅力でした。
料金については、飲み物や食べ物を頼んだ分だけ、席料が安くなる仕組みです。私が伺った際は、約1.5時間の滞在で2,000円もかかりませんでした。
詳細はホームページからご確認ください。お店の情報はTwitterやInstagramからも確認できますよ。
7.ブックバー リリパット(神保町)
こちらも神保町にあるお店。裏から入るという隠れ家バーです。その名もブックバー リリパット。
日中はブックハウスカフェとして営業をしているお店で、1階では絵本がたくさん取り揃えられています。
店舗名:ブックバー リリパット
最寄駅:神保町駅(徒歩2分)
営業時間:20:00 〜 23:00
定休日:土日祝日
料金目安:2,000円〜5,000円
絵本(子どもの本)専門店が夜になると姿を変える。20時からはバーとして営業するという素敵なコンセプトのお店です。
チャージは500円でドリンクは800円から。軽食やデザートも用意されていました。メニューはこちら。サクッと飲むなら2,000円程度、ご飯も食べるなら5,000円程度でしょう。
子ども向けのお店が夜には大人が楽しむ場所に変貌する。絵本に囲まれてお酒を飲むという不思議な空間を満喫できました。
カウンター席よりもテーブル席が充実していますので、複数人で訪れた方が楽しめると思います。
8.BOOK&BAR 余白(神楽坂)
※画像はBook & Bar 余白様のホームページより引用
神楽坂を下った先にあるお店、BOOK & BAR 余白。大通りから少し離れた場所に位置しているので、こちらも隠れ家のような佇まいです。
店舗名:BOOK&BAR 余白
最寄駅:神楽坂駅(徒歩7分)
営業時間:18:00~25:00(水曜日~土曜日)、18:00~24:00(日曜日)
定休日:月曜日、火曜日
料金目安:2,000~4,000円
まず目を見張るのが、お店に入った時の圧倒的な本の数です。これには驚かされました。蔵書は1,000冊を超えているのだとか。
ご夫婦で営まれていて、お酒の種類も食事の種類も豊富です。誰かと話をすることもできますし、一人で読書にふけることもできます。
ホームページの他に、旦那さんが担当されているTwitterと奥さんが担当しているInstagramのアカウントがあります。
9.月に吠える(新宿)
※画像はプチ文壇バー 月に吠える様のホームページより引用
新宿のゴールデン街にあるお店、プチ文壇バー 月に吠える。こちらも有名なお店でしょう。
店舗名:プチ文壇バー 月に吠える
最寄駅:新宿三丁目駅(徒歩1分)
営業時間:19時~24時(日曜日〜木曜日)、19時~翌5時(金曜日&土曜日)
定休日:不定休
料金目安:2,500円前後
先ほど紹介したブックバーひらづみと同じオーナーさんのお店です。こちらも、曜日によってお店に立つ人は変わるそうでした。
ゴールデン街にあるお店で、お休みの日に行くと満席で賑わっていました。店内にはいたるところに本が置いてあり、奥の方まで本が見えていました。料金はチャージ料が800円で、ドリンクが700円からです。
不定休なので、お店の情報はホームページやTwitterで確認してから行ってください。
10.バー十戒(銀座)
本好きの間では有名でしょう。銀座にあるバー十戒。十戒という名前だけでミステリ好きからしたらニヤけてしまいました。
店舗名:バー十戒
最寄駅:銀座駅(徒歩2分)
営業時間:18:00 〜 23:00(Bar Time)、平日15:00〜18:00、土日13:30〜18:00(Cafe Time)
定休日:月曜日
料金目安:3,000円~6,000円
場所柄、この記事で紹介しているバーの中では少し高めかもしれません。しかし、文豪カクテルなどの本好きの心をくすぐる飲み物を提供してくれます。
梶井基次郎の『檸檬』をモチーフにしたお酒をいただきました。
店内はカウンター席とテーブル席があります。テーブル席の方が多めなので、バーというよりはカフェのような雰囲気を感じました。
ホームページの他に、TwitterやInstagramからも情報の確認は可能です。
11.BREWBOOKS(西荻窪)
西荻窪にあるブックスタンド、BREWBOOKS(ブリューブックス)。本とクラフトビールを味わえるお店です。
店舗名:BREWBOOKS
最寄駅:西荻窪駅(徒歩5分)
営業時間:12:00 〜 19:00
定休日:月曜日、第二・四火曜日
料金目安:1,000円〜2,000円
1階が本屋さん、2階が和室になっています。1階でビールを買って、そのまま2階で飲むことができます。ドリンク代込みの時間制になっており、伺った際は1時間の滞在では1,000円でした。
2階には小説や漫画など、さまざまな種類の本が並んでいました。
バーではないかもしれませんが、ゆっくり落ち着いた環境で本に囲まれて、飲んだりゆったりできるお店でした。
読書会や漫画部などのイベントも開催しているようなので、こちらもTwitterやInstagramをチェックしてみてください。
12.夜学バー brat(湯島)
名前からして文学の匂いが漂う夜学バー brat。湯島、上野広小路駅の近くにあるお店です。
店舗名:夜学バー brat
最寄駅:湯島駅(徒歩2分)
営業時間:17:00 〜 24:00(※不規則のためホームページやSNSをご確認ください)
定休日:不定休
料金目安:2,000~3,000円
レトロな雰囲気で味のある店内には、多種多様な本がズラッと並んでいました。
本の話をする場所に限ってはおらず、レトロな雰囲気の中で楽しくおしゃべりができるお店でした。一人で行っても楽しくお酒を飲める、素敵な場所でした。
チャージ料が1,000円(学生は500円)でドリンクは500円から。伺った際はジントニック2杯で2,400円でした。不定休なので、ホームページやTwitter、Instagramからお店の情報は確認してください。
まだ行ったことないけど行きたいお店
ここから下で紹介するのはまだ行ったことはないお店です。ブックバーとして存在を知っている&興味があるお店を記載します。そのため、感想は書いてませんのであしからず!
13.あんず文庫(大森)
大森駅にあるあんず文庫。
店舗名:あんず文庫
最寄駅:大森駅(徒歩10分)
営業時間:14:00 〜 21:00
定休日:火曜日、水曜日、木曜日
料金目安:?
古本屋さんの中で、珈琲やお酒を楽しめるようです。
ホームページでは本などの販売もされており、TwitterとInstagramがあります。本屋さんの雰囲気が伝わってくる素敵なアカウントだと感じました。
14.よるのひるね(阿佐ヶ谷)
阿佐ヶ谷にあるカフェでもありバーでもあるお店、よるのひるね。
店舗名:よるのひるね
最寄駅:阿佐ヶ谷駅(徒歩1分)
営業時間:18:00 〜 25:00
定休日:火曜日
料金目安:?
店内にはたくさんの本が並んでおり、お酒片手に眺めているだけで楽しくなりそうです。(ホームページを参照ください)
レトロな店内で、本に囲まれて本の話ができそうで楽しいんだろうなと思います。イベントも頻繁に開かれているようです。
15.OPEN BOOK(新宿)
最後に紹介するのは新宿にあるOPEN BOOK(オープンブック)。こちらはブックバーとして紹介してよいのかわかりませんが入れさせてもらいました。
店舗名:OPEN BOOK
最寄駅:新宿駅(徒歩5分)
営業時間:20:00 〜 24:00
定休日:不定休
料金目安:?
レモンサワーが有名なゴールデン街のお店です。本がカウンターに置かれているということもあり、ブックバーのような楽しみ方もできるかなと思い、行きたいお店にカウントしました!
営業時間や営業日は不規則のようなので、Instagramで確認いただくのが良さそうです。